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子育て世帯が家を買うベストタイミングはいつ?

子どもが生まれる前に家を買ったほうがいいのかな?

保育園や幼稚園に入る前?それとも小学校入学前まで待つべき?

子育てをきっかけに住宅購入を考え始めると、悩むのが「いつ家を買うか」ではないでしょうか。

結論からいうと、すべての家庭に共通するベストタイミングはありません。

住宅価格や家計、働き方、希望する地域、子どもの年齢などによって最適なタイミングは変わります。

ただ、実際に出産前に家を購入した私自身の経験からいうと、条件の合う物件が見つかり、無理のない住宅ローンを組めるのであれば、出産前はかなり動きやすいタイミングだったと感じています。

わが家は出産予定の約半年前から本格的に家探しを始め、30歳のときに中古マンションを購入しました。

それまで住んでいた家は隣の部屋の声がよく聞こえていたため、赤ちゃんが生まれた後の泣き声による騒音トラブルを心配していました。

出産前にファミリー世帯が住みやすいマンションへ引っ越せたことで、そうした不安をある程度減らせたのは大きかったです。

この記事では、実体験を交えながら「出産前」「入園前」「小学校入学前」の3つのタイミングを比較していきます。

【この記事でわかること】

・子育て世帯が家を買うタイミング
・出産前に住宅を購入するメリット・デメリット
・保育園・幼稚園入園前に購入するメリット
・小学校入学前までに家を決めるメリット
・実際に出産前に中古マンションを購入した体験談
・住宅購入のタイミングより優先したいポイント

目次

子育て世帯が家を買うタイミング

まずは、それぞれのタイミングの特徴を簡単に比較してみます。

タイミングメリット注意点
出産前子どもが生まれる前に家探し・引っ越しを済ませられる妊娠中の負担、出産後の収入減を考える必要がある
1歳前後・入園前出産直後より生活が落ち着いてから探せる子どもを連れて内見する必要がある
保育園・幼稚園入園前通園先を考えて住宅を選びやすい希望する園と住宅探しを同時に考える必要がある
小学校入学前学区を考えて住む場所を決めやすい家探しの期限を意識しすぎる可能性がある

どのタイミングにもメリット・デメリットがあります。

大切なのは、

「○歳までに絶対に買う」と決めるのではなく、自分たちの家計と希望条件が整ったタイミングで購入すること

だと思います。

出産前に家を買うメリット

わが家が住宅購入を本格的に考え始めたのは、出産予定の約半年前でした。

結果的には、出産前に購入してよかったと感じています。

特に大きかったメリットが、赤ちゃんが生まれる前に住環境を整えられたことです。

以前住んでいた家は隣の声がよく聞こえていました。

そのため、

「赤ちゃんが夜泣きをしたら隣に迷惑をかけないだろうか」

「泣き声でクレームになったらどうしよう」

という不安がありました。

そこで、ファミリー世帯が暮らしやすいマンションに引っ越したことで、騒音に対する心理的な不安を軽減できました。

もちろんマンションだから音を気にしなくていいわけではありません。

それでも、子育て世帯が多く住む環境へ出産前に移れたことはよかったと思っています。

出産前なら家探しや引っ越しを先に済ませられる

もう一つ大きいのが、出産前なら赤ちゃんを連れて家探しをする必要がないことです。

物件購入では、

・物件検索
・内覧
・住宅ローンの手続き
・売買契約
・リフォーム
・家具や家電の購入
・引っ越し

など、思っている以上にやることがあります。

わが家の場合、妻が妊娠中だったため、引っ越し作業は基本的に私一人で行いました。

これは大変でした。

それでも今振り返ると、出産後に赤ちゃんの世話をしながら引っ越すよりは動きやすかったと思います。

子どもが生まれた直後は夜にまとまって寝てくれるとは限りません。

睡眠不足の中で内覧や住宅ローンの手続き、荷造りまで行うのはかなりの負担だったと思います。

その意味では、出産前に住宅購入と引っ越しを済ませておくメリットは大きかったと感じています。

出産前に家を買うデメリット・注意点

一方、出産前なら必ず住宅購入がおすすめというわけではありません。

まず、妊娠中の引っ越しには負担があります。

わが家の場合も、妻に無理をさせるわけにはいかなかったため、私が中心になって引っ越し作業をしました。

また、住宅購入時に心配だったのが隣人関係です。

住宅は賃貸と違い、近隣関係に問題があったからといって簡単に引っ越せるわけではありません。

特に子どもが生まれる予定だったため、

・上下左右の生活音
・共用部分の雰囲気
・ファミリー世帯が多いか
・周辺の治安

などは気になるポイントでした。

内覧するときは部屋の中だけでなく、マンション全体や周辺環境も確認したほうがよいと思います。

出産前に住宅ローンを組むなら収入減にも注意

子育て世帯が出産前に住宅を購入するとき、特に注意したいのが住宅ローンです。

住宅購入時は夫婦ともフルタイム勤務でも、出産後に同じ働き方が続くとは限りません。

わが家も購入当時は共働きでしたが、その後妻が育休を取得し、転職してパート勤務になりました。

そのため住宅予算を決めるときは、

「現在の世帯年収ならいくら借りられるか」

だけではなく、

「育休や時短勤務、転職などで収入が減った場合でも返していけるか」

を考えておくことが重要です。

家を買う時期が早くても、住宅ローンが家計を圧迫してしまえば、その後の子育てが苦しくなってしまいます。

出産前を逃したら「1歳前後・保育園入園前」も選択肢

もし出産前に家を買えなかったとしても、焦る必要はないと思います。

私がもう一つ候補として考えるなら、子どもが1歳くらいになり、保育園などへ入園する前のタイミングです。

生まれたばかりの時期に比べると、家庭によっては生活リズムも少しずつ落ち着いてきます。

また、保育園や幼稚園に入る前なら、住宅を決めてから通園先を考えることもできます。

一方で、子どもを連れて内覧することにはなるため、夫婦だけで家探しをする場合より時間や労力は必要です。

出産直後に無理して住宅購入を進めるより、

「少し生活が落ち着いてから探す」

という選択肢があってもよいと思います。

保育園・幼稚園入園前に家を買うメリット

入園前に住宅を決めるメリットは、住む場所を基準に保育園や幼稚園を考えやすいことです。

わが家の場合、住宅購入時には保育園・幼稚園・小学校の場所や学区をそれほど重視しませんでした。

それよりも立地を優先して物件を選びました。

結果的に大きな問題はありませんでしたが、これから購入するのであれば、

・保育園や幼稚園までの距離
・駅までの距離
・バス停
・スーパー
・病院
・公園
・雨の日の移動方法

なども確認しておくとよいと思います。

特に子どもがいると、晴れた日の徒歩10分と、大雨の日の徒歩10分では負担がまったく違います。

わが家の経験からは、雨の日でも使いやすいバス停が近くにあるかなど、悪天候時の移動手段まで確認することをおすすめします。

小学校入学前までには住む場所を決めたい

私自身は、できれば小学校入学前までには長く住む場所を決めておいたほうがよいと考えています。

小学校に入れば、基本的にはその地域で長い学校生活を送ることになります。

住宅購入によって途中で転校することになれば、新しい学校や友達関係にもう一度慣れる必要があります。

もちろん転校自体が悪いわけではありませんし、家庭の事情によって必要になることもあります。

ただ、住宅購入の時期をある程度選べるのであれば、子どもの環境変化を少なくするという意味でも、小学校入学前は一つの区切りになると思います。

また、個人的には、小学校に上がる前の幼稚園や保育園に同じ小学校へ進む子がいれば、親同士でも学校に関する情報交換がしやすいと感じます。

そのため、

「遅くとも小学校入学前まで」

を一つの目安として考えるのはありだと思います。

わが家なら、もう一度買うとしても「出産前」

もしもう一度同じ状況に戻ったとしても、私は出産前に住宅を購入すると思います。

一番の理由は、子どもが生まれた後よりも住宅購入に使える時間と体力があるからです。

出産後は、

・夜泣き
・授乳
・おむつ替え
・寝不足
・育児

など、生活が大きく変わります。

そこに家探し・契約・住宅ローン・引っ越しまで重なると、かなり大変だったと思います。

また、わが家の場合は以前の住宅で隣の生活音が聞こえていたため、赤ちゃんが生まれる前にファミリー向けマンションへ移れたことにも安心感がありました。

ただし、出産前に条件のよい物件が見つからなければ、無理に購入する必要はありません。

その場合は、子どもが1歳前後になり、保育園などへ入る前も一つの候補だと思います。

家を買うタイミングより大切だと思う3つのこと

実際に住宅を購入して感じるのは、「いつ買うか」だけにこだわりすぎないことも大切だということです。

私なら次の3つを優先します。

1.無理なく払える住宅ローン

最も重要なのは家計だと思います。

「小学校入学まであと1年だから急いで買おう」

と無理な住宅ローンを組む必要はありません。

住宅ローンは長期間続きます。

出産・育休・転職などによって収入が変わっても返していける金額か確認することが大切です。

2.雨の日でも生活しやすい立地

子どもがいる家庭では、晴れの日だけでなく雨の日の生活も想像して物件を選ぶことをおすすめします。

たとえば、

・近くにバス停がある
・駅まで行きやすい
・保育園や幼稚園まで無理なく行ける
・スーパーや病院が近い

といった条件です。

子どもを連れて雨の中を長時間歩くのは大変なので、日常生活の移動手段はかなり重要です。

3.治安・周辺環境

住宅価格や広さだけでなく、治安も確認しておきたいポイントです。

子どもが成長すれば、一人で学校や友達の家へ出かける機会も増えていきます。

昼間だけでなく、可能であれば夕方や夜にも物件周辺を歩いてみると、昼間の内覧だけでは分からなかった雰囲気に気づくことがあります。

家は建物だけを買うのではなく、その地域での生活も一緒に選ぶものだと思います。

子育て世帯が家を買う前に確認したいチェックリスト

住宅購入のタイミングで迷っている方は、次の項目を一度確認してみてください。

  1. 出産後に世帯収入が減っても住宅ローンを払えるか
  2. 子どもが生まれた後も十分な広さがあるか
  3. 騒音や近隣環境に大きな不安がないか
  4. 保育園・幼稚園・小学校へ通いやすいか
  5. 雨の日でも移動しやすいか
  6. スーパーや病院などが利用しやすいか
  7. 周辺の治安に不安がないか
  8. 小学校入学後に引っ越す可能性が高くないか
  9. 希望条件を満たす物件が予算内にあるか

すべてを完璧に満たす住宅を探すのは難しいと思います。

だからこそ夫婦で、

「絶対に譲れない条件」

と

「妥協できる条件」

を決めておくことをおすすめします。

まとめ|ベストタイミングは「家族が無理なく長く暮らせるとき」

子育て世帯が家を買うベストタイミングは、家庭によって異なります。

出産前には、

・赤ちゃんが生まれる前に住環境を整えられる
・子どもを連れずに家探しができる
・引っ越しを先に済ませられる

というメリットがあります。

一方、出産前に間に合わなければ、子どもが1歳前後になって少し生活が落ち着いた時期や、保育園・幼稚園入園前も候補になります。

そして可能であれば、小学校入学前までに長く暮らす場所を決めておくと、その後の住環境を安定させやすいと思います。

わが家の場合は、出産予定の約半年前から住宅購入を考え始め、出産前に中古マンションを購入しました。

妻が妊娠中だったため引っ越し作業は大変でしたが、以前の住宅では隣の声がよく聞こえていたこともあり、赤ちゃんが生まれる前にファミリー向けマンションへ移れたことはよかったと感じています。

もし、もう一度同じ状況になっても、私は出産前を選ぶと思います。

ただし、家を買うこと自体を急ぐ必要はありません。

タイミング以上に大切なのは、

「無理のない住宅ローンで、子どもと長く安心して暮らせる家を選べるか」

ということです。

出産や入園、小学校入学を一つのきっかけとして考えながら、住宅ローン・立地・交通手段・治安まで含めて、自分たち家族に合った購入時期を決めてみてください。

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